時々、雲を見つめることはないだろうか。いわゆる「たそがれる」ってやつなのかは分からないがずっと雲を見ていたいと思う時がある気がする。

曇りの日にはそんなことは思わない。

やはり雲の形に惹かれるところがあるのだろう。鷲、船、翼。はたまた人間の形象を備えている時もある。

そんな様々な形がある雲も時が移ればその形も変わる。

「今度はなんだ」と必死に探すが思い浮かばないこともしばしば。それでも何とかして見つけ出して満足する。何がしたいのか自分でも分からない。

 

ただ最近思うのが、その雲の形を見ることは自分の心を表しているのではないか。例えば、「ハートの雲が見えた時は誰かを思っている時」など。

子供の頃、風が強い日に右から左にとても速く動いているのを見て驚いた記憶がある。その躍動感に心も震えたのだろう。

これも自分の中の大きな転換期を予感していたのかもしれない。今の自分になるという。